From:山下史昭
オフィスより、、、
今話題になっている「人工知能」。
車の自動運転やロボットによる接客ができるようになると、
世の中便利になりますね。
でも、その一方で、後２０年したら失くなってしまうかも
しれない職業があるそうです。。。
例えば、タクシードライバー。
「自動運転＝人が要らない」わけですから、スマホで予約して、
目的地を入力すれば、最短最適ルートで送迎してくれます。
そして、失くなってしまう恐れがある意外な職業に、
「弁護士」もあります。
確かに、人が六法全書を覚えるのは大変ですが、人工知能なら、
いくらでもデータを蓄積できます。
ちょっとした法律相談などは、人工知能で用が足りるわけで、
弁護士先生に、都度お伺いを立てることも失くなりそうです。
その他、コールセンター業務、飲食業の接客業務、介護業務
などなど、、、。
人手不足が問題とされている分野での活用が期待されている
ようですね。
ところで、不動産業界は、どうなるんでしょうか？
今、人工知能を使って、不動産査定をする動きが出始めています。
現在のところ、データが多い首都圏や取引事例があるマンション
などが対象になっています。
これから、人工知能を使って、不動産査定をするようになると、
査定価格での優位性はなくなってしまいます。
いわゆる「高額査定」などを謳い文句して、高く査定して後から
下げて、最初に物件の依頼をとる方法は、通用しなくなりますね。
結局、人工知能でその価格では売れないということがすぐ分かって
しまいますので、、、
それでは、そのほかの不動産売却業務も、人工知能ロボットなどに、
取って代わられていくのでしょうか？
不動産業界は、アナログな業界で、人がいないと成り立たない業務
が多数あります。
特に、不動産売買に関しては、物件案内してから、購入に至るまで
のプロセスには、泥臭い作業をしていく必要があります。
購入者の不安に思っているところを、一つづつ解消したりするのは、
人工知能では未だできない部分です。
そして、銀行融資に関しても、購入希望者の状況を判断して、
金融機関と連携を取るのは、人が介さないと難しい業務です。
この点からも、不動産売却を依頼する時には、コンサルティング
（相談業務）と提案が、出来ているかが問題になります。
専門知識や売買経験が少なく、業務的にしか対応していないので
あれば問題です。
アナログなことを、手間暇かけて行ってもらえるか？
不動産売却を依頼する前には、実はここが大切なところに
なります。
依頼される前には、不動産会社のタイプや担当者を、よく見極めて、
ベストパートナーを選ぶようにしましょう。
次回の不動産売却ブログをお楽しみに♪
ー不動産売却の成功を願って
山下史昭
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