ようこそ ゲスト 様
From:山下史昭
オフィスより、、、
仮審査にかかる時間は2～7営業日以内、
本審査なら10～15日営業以内が一般的です。
審査結果が最初から通らない場合は、
早めに連絡がきます。
審査が順調の場合ほど、時間がかかる
傾向にあります。
審査結果ですが、昔は担保能力を
重視していましたが、最近では
属性評価に重きが置かれています。
不動産が値上がりしている時は、
不動産評価がよければ個人の収入状況は
あまり問題ではありませんでした。
バブル時代の過剰融資は不動産が値上がり
しているので、収入の状況に関わらず
どんどん借入ができてしまった典型的な例です。
現在では、収入、職業の他に、借入の状況
などで金融機関独自の審査基準で判断されます。
そして、審査結果には、承認、減額承認、
否決の3通りあります。
承認は、申し込みした借入希望金額で
融資することを意味します。
減額承認は希望条件は厳しいけれど、
この金額までなら融資するという
条件付き承認になります。
否決は、金融機関の適用条件を満たさない場合
や信用情報上に問題がある場合がほとんどです。
金融機関が申込者の同意を元に個人信用情報履歴
を閲覧した際に、支払いの延滞が過去にあったり
した場合などは承認を出さないことがあります。
ここで大事なのは、購入見込み者から事前に
仮審査をもらえているか、になります。
事前に住宅ローンが通っている方なら、
購入申込者が入った場合でも審査結果を
待つ必要はありません。
健康状態に問題がなく事前審査時に申し込んだ
内容に変わりがなければ、原則として本審査
でも承認されます。
一方で、不動産物件に初めて反響があり物件が
気に入り申し込みが即入った場合ですが、
事前の住宅ローン審査は不動産申し込み後になります。
この場合に注意しなければならないことは、
先ほどの個人情報に難がある場合です。
個人情報履歴に支払い延滞があると否決に
なることがあると先ほど述べましたが、
これも金融機関により判断基準が異なります。
延滞が1回でもあると否決する金融機関もあれば、
数回程度なら承認するところもあります。
物件反響からすぐ申し込みが入った場合は、
買い手のヒアリングをしっかりとした上で、
どの金融機関に住宅ローンの申し込みするか
を検討する必要があります。
「金融を制する者は、不動産を制する。」
とよく言われます。
なぜなら、居住用不動産取引の8割以上は
金融機関の融資によって成り立っているからです。
不動産売買を依頼する際には、住宅ローンに
精通した担当者かどうかを聞いた上で、
依頼をするようにすると良いでしょう。
次回の不動産売却ブログをお楽しみに♪
ー不動産売却の成功を願って
山下史昭
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